大切にしていること

 

「おもろいこと」が考えられないようになったら、その時は、この仕事をやめる時だと思っています。

「おもろいこと」というのは、「わくわくすること」です。

「あっ、それおもしろそう! そんな発想はなかった!」とお客様に言っていただき、「ほしい!やりたい!やってみる!」という気持ちを引き出し、「ありがとう」をいただくことができれば、こんな幸せなことはありません。

 

株式会社プランニングファクトリー 代表取締役 芳田京美

 

 

<自己紹介 ~芳田京美について~>

生まれは東京(3歳まで)、育ちは大阪(枚方)、26歳の時に結婚し、以来ずっと兵庫県伊丹市民です。

 

大学は大阪府茨木市にある追手門学院大学です。もう少し上の学校を目指していたのでちょっと不本意だったのですが、浪人することは許されず、しぶしぶ入学しました。けれど、追手門学院大学に進んで本当によかったと思っています。理由はふたつあります。ひとつは、中学高校と続けていたバスケットを大学でも続けることができ、大学ではじめてバスケットがおもしろいと思えたことです。そしてもうひとつは、友と出会えたことです。

 

大学卒業後、株式会社プランニング・サーティーンという小さな会社に勤めました。卒業から1年半後の入社です。この1年半何をしていたかというと、迷いながらもがいていました。そして今の私の出発点となる体験がこの時にありました。ここは書くと長くなるので、機会があればお話しさせていただきたいと思います。

 

株式会社プランニング・サーティーンは販売促進やイベントの企画をして実施運営まで行う会社です。クライアント企業から「新製品のPRをしたい。どんなイベントをすればいいか提案してほしい」という依頼を受け、企画を考え、プレゼンテーションをして、通れば実施運営まで行うという仕事です。この会社では「企画」とは何かを学びました。新人の頃はよく「企画になってない」と怒られました。今、社名にプランニングと言う言葉を使っているのは、ここで学んだことを大切に持ち続けたいからです。

 

10年間務めたあと、独立をして、ヨシダ・プランニングファクトリーを創業しました。会社で培ったスキルや人脈をいかして、イベントや販売促進の仕事を一人ではじめました。

この時代の特に思い出に残っている仕事のひとつが、「そね坂通り ホコ天五日市」です。豊中市の曽根にある商店街の活性化イベントです。商店街の人と打ち解けて仲良くなり、私は組合事務所の鍵まで預かりイベントの準備をしました。手作りのチラシをつくって自ら歩いてポスティングし、ひとりでも多くの人を集客できるようみんなでがんばりました。イベント当日は、商店街にこんなに人がいるのは初めてというくらいに大盛況でした。

 

曽根の商店街のみなさんとの出会いが、私を中小企業診断士に導いてくれました。商店街イベントに関わるうちに、商店街の活性化には、ひとつひとつのお店の経営がしっかりしなくてはならないと考えるようになりました。もっとお店の経営改善にも役立ちたちと思ったのです。けれど当時の私には、経営に関する知識は全くありませんでした。

 

そんな時、知ったのが中小企業診断士という資格です。経営に関する全般的な知識が習得できる国家資格です。仕事をしながら資格をとりました。ちょうど10 年前です。けれど資格をとったからといって、すぐに経営に関する助言ができるわけではありませんでした。いくつものお店さんとの出会いの中で学ばせていただき、今の私があります。

 

2016年1月に株式会社プランニングファクトリーを設立しました。たくさんのご縁に感謝して「おもろいこと」と「賢いこと」で中小企業の創造性と収益性に寄与できるよう、取り組んでおります。

 

 

 

<経歴>

1986年3月 追手門学院大学文学部心理学科卒業

1987年9月 株式会社プランニングサーティーン入社(販売促進・広告・イベント企画制作業)

1998年10月 ヨシダ・プランニングファクトリー創業

2010年4月 中小企業診断士登録

2016年1月 株式会社プランニングファクトリー設立

2019年3月 グロービス経営大学院大学経営研究科修了(MBA経営学修士)

 

 

<資格>

中小企業診断士

MBA経営学修士

PHP研修所認定ビジネスコーチ

認定心理士

 

 

<所属>

一般社団法人兵庫県中小企業診断士協会 理事

チームGA有限責任事業組合

 

 

<公的機関での業務>

兵庫県立大学客員教授

兵庫県商工会連合会チーフアドバイザー

ひょうご産業活性化センター商業アドバイザー

神戸市産業振興財団経営相談登録専門家

兵庫県企業庁経営評価委員